フィンランディア

この曲は交響曲第2番と並ぶシベリウスの代表作で、元々、フィンランドの歩みを示す「歴史的情景」という劇の付随音楽の一部として作曲されたものです。
フィンランディア」は,そのクライマックである「フィンランドの目覚め」の部分のために作られました。


この曲が作曲された19世紀末から20世紀初頭にかけてフィンランドはロシアの圧政下にあり、ロシアからの独立の気運に燃えていたフィンランド国民を鼓舞したのがこの「フィンランディア」でした。


シベリウスフィンランドに対する熱い愛国心を込めて作曲した名曲で、フィンランドへの愛国心を沸き起こすとして、帝政ロシア政府がこの曲を演奏禁止処分にしたのは有名な話です。
フィンランドの「第2の国歌」として親しまれているメロディです。

 

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