本日は☆紀尾井ホールリサイタル☆でございます。

今回の紀尾井コンサートから・・

「第Ⅰ部のタイトルは クラッシック〜歌劇から、
悲劇の女性ヒロインたち、そして北欧歌曲」と題して、
フィンランディアと歌劇の中から、悲しい定めの
女性ヒロインの歌と、今年は、フィンランド
ロシアから独立して100周年に当たりますので
フィンランドの第二の国家とも言われている、
ファンランディアを歌います。

「第Ⅱ部は、ウォルト・ディズニーの音楽~輝く星、
夢の世界の歌の数々」と題して、こちらはヒロインの
女性が最後には幸せを掴むという、ディズニー
ファンタジーの政界の歌を歌わせていただきます。

最初は、北欧歌曲を中心に考えていたのですが、
ここ数年の音楽活動を通していわゆる古典的な
音楽だけでは、演奏活動を続けていくのが難しいと
感じたことから、新しい試みとして、ディズニーの
音楽を取り入れてみました。

私の考えですが、、、 『伝統は目に見えない変化、
時代の変化を的確に捉え、その時代にやらなければ
ならないことをやっていかないと、維持されない』
と思います。

例えば、老舗の代表である虎屋も、虎屋のアイデン
ティティを守りながら、時代に合わせたマイナー
チェンジを繰り返してきているそうですし、
歌舞伎界も、若い新しいファンを開拓するため、
スーパ歌舞伎などを演じている方もおります。

このことは、音楽界、芸術の世界においても同じで、
バブルの好景気、人口が多かった時代と、低迷期で
人口が少ない今の時代では、芸術のあり方は間違い
なく違います。時代の変化を捉えて変わらないと、
この先、ファンは減少する一方だと思います。

私は、私たちの世代やこれから声楽家を目指そうと
している後輩たちのためにも、新しい心みにチャレンジ
する必要があると思い、今回、クラッシックとディズニー
音楽のクロスオーバーを企画してみました。

全ての暗闇から光に導く事が出来ましたら幸いです。

また、最近は、コンサートの場は、多くの人間関係の
結びつき、過去への気づき、再開 (再会)、未来への
飛翔を繋がっております。

どのような理由であっても、その場を共有できた喜びは
格別なものです。

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ありがとうございます。 

Yoko Maria 拝