そして・・・NYへ。

昨晩は、フィンランド大使館でフィンランディアを２回を歌いました。
フィンランド大使夫妻のさようならビュッフェでした。
やはり、この曲なくして、フィンランドはありえない。
最初であり、最後は、このフィンランディアで締めくくりました。

大使夫人からも、小さなフィンランドの民謡を教えていただいて、
一緒に歌いました。

外国人の私が、フィンランディアを歌うのは不自然かもしれない。
それは、日本だから、フィンランドで勉強をした私だからありえること。

でも、このフィンランディアの曲の意味は、国境と差別を乗り越えて、
平和を願う歌だから、本当は、誰が歌っても良いのだと思います。
そう、私はフィンランドに留学をしていた時に、シベリウスの生涯の
映画を見ました。
その時に、敵国相手国のロシア人までが、この曲を聞いて、静かになり、
みんながこの曲を歌ったシーンが感動的でした。

実は、見えないところで国境と魂は続いているのだと思いました。

フィンランド大使ご夫妻は、次は、ニューヨークの領事館の総領事に
なられます。
もし、ニューヨークが世界を動かす街であったのなら、
フィンランディアの平和の精神はもっと世界に広がるでしょう。

考えてみたら、小さな私にも親切だった。
小さなコンサートの小さい私にもすごく親切でした。

そのような方に世界を動かしてほしいと思いましたので、
心からうれしく思いました。

昨日のさようならパーティーは、全くさようならの感じはしなくて、
むしろ、全ての方に、前向きな会であったと思います。

≪フィンランド大使夫人と私　(suurlähettiläs　Liisa Virtamo ）≫

そして・・・

私は、今準備しています。すでにピアニストはニューヨークへ。

これらを東京からニューヨークに運びます。
その他、重いトランクと白いドレスを1人で持って行きます。
着付けの先生はお二人で行います。
その世界のパイオニアの方々がカーネギーホールに集まります。
各世界の一流の先生方が集まります。

~Yoko　Maria~