クラシック音楽

窓の外を流れる雲に旅ごころを誘われる今日この頃です。

ちょっと今回のコンサートの趣旨が判りづらいのかもしれません。
(男性のファンの方には分かっていただけないかもしれませんが)
歌劇には必ず掛け合いのシーンがありまして、
私としては一つの作品を演じたいという夢がありまして、
それらを自分のリサイタルで演じます。

いらっしゃるお客様は、コアなクラシックがお好きな年代の方々や
フィンランド関係の方、その他の業界の方、多くのお客様がいらっしゃる
ということは自分の把握できない方もいらっしゃるでしょう。

関係者はフィンランド関係者が多いような気がしますが、
演じている内容はイタリアオペラです。
一曲だけ、フィンランディアが入ります。

それにしても、こういうことをしていると、何か思い知らされるものが
毎回あるのですよね。
打ちのめされることもありますし、
あまりにも忙しいと次へ、次への思考なので、
きっとお相手も同じだと思いますので、
時間がたった時にまた巡り会うこともありますので、それで良いのだと思います。

企画時間はとても短い時間でした。
それにしても音楽に先がないとわかっていても、これのために
すさまじい時間とエネルギーを使います。
私はこの企画のために、ひとつの朝早い仕事を辞めました。
(悲しくも、どちらの世界も決して甘くなく。)
やはり両方は選べないのか?

皆様は、音楽よりも、まず、はじめに「何の分野の仕事をしていたの?」が
先に来ます。改めて、悲しい世の中になったと思います。
 音楽家に対しては、まず、音楽の話をしてから、次にその質問が来るべきだと思います。

皆様もそうだと思いますが、毎回、命がけなのですね。
皆様も同じだと思います。どのお仕事も聖なるもの。。

朝夕はぐんと涼しくなりました。
どうかお風邪など召しませんように。

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Yoko Maria 拝